注意しないと危険?バナナダイエットの落とし穴

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注意しないと危険?バナナダイエットの落とし穴

バナナダイエットはご存じですか?2008年にTV番組で紹介されたことで、人気が爆発したバナナでダイエットを行うという簡単なダイエット方法です。

誰もが簡単に実施できるので、TVで紹介された直後は、スーパーからバナナが消えてしまうほどの人気が出ました。 今回は、話題になったバナナダイエットの注意点や危険性などを説明していきます。

バナナダイエットとは?

バナナダイエットとは? バナナダイエットは本当にお手軽で、やることは1日の朝昼晩の食事の1回だけを、バナナ1,2本と水に置き換えるだけです。バナナと水以外は何も口にしてはいけませんが、その他2回の食事は普通どおりに好きなものを食べて良いと言うものです。特に忙しくて時間がない朝食なら、手軽にバナナを食べるだけなのでおすすめです。

バナナと水を食べるだけ!?それだけでいいの?と思うかもしれません。たかしかに、栄養が豊富なバナナはカロリーが高いというイメージがあるため、ダイエットには向かないと思われがちですが、実は1本あたりのカロリーは80キロカロリーしかありません。よって、置き換えダイエットに向いている食品なのです。

バナナダイエットの効果は?

一般なスーパーで売られている、バナナ1本あたりのカロリーは80キロカロリーで、栄養素炭水化物や脂質の代謝に利用されるビタミンB1、B2、B6、ナイアシンなどのビタミンB郡や、食物繊維カリウムなどのミネラルとポリフェノールなど、ダイエットする上で注目される成分が豊富に含まれているので、栄養豊富と言われることも納得できます。

食べないで捨ててしまうことが多い、スジの部分にはポリフェノールが多く含まれていることがわかっています。また、ミネラルは体内で生成できないので、食べものやサプリメントで摂取する必要があります。

図1バナナの栄養素(100g:中くらいのバナナ1本分)

栄養素 成分量 効果
ビタミンB1 0.05g 疲労回復、消化液の分泌を助ける
ビタミンB2 0.04g 健康な肌や髪を作ってくれる、肌の新陳代謝を上げる
ビタミンB6 0.38g 肌荒れを予防する、肌の潤いや弾力を保つ
カリウム 380mg 利尿作用がありむみを解消する
マグネシウム 32mg 歯や骨の形成を助ける、カルシウムの吸収促進
ポリフェノール 肌の酸化を予防する
食物繊維 1.1g コレステロールを抑制する、便秘を予防する

カロリー比較

朝食でよく食べられる主食とバナナのカロリー量を比較すると、バナナがご飯の約3分の1、食パンの2分の1、シリアルでは4分の1、メロンパンでは5分の1とカロリーだけを見てもバナナダイエットでカロリー減の効果が期待できることがわかります。

図2朝食でよく食べられる主食のカロリー比較

主食 カロリー数
バナナ1本(100g) 80kcal
ご飯1杯(150g) 240kcal
食パン6枚切り1枚(60g)  160kcal
牛乳入りシリアル1食分(340g) 350kcal
メロンパン(100g) 400kcal

バナナダイエットの注意点

バナナダイエットの注意点

朝食でバナナダイエットを行う場合は、昼食と夕食は普通どおりに好きなものを食べて良いという点が、続きやすいダイエットとして大きな魅力です。しかし、普段通りだからといって、朝がバナナだけなので昼食や夕食を多めに食べてしまっては、せっかくバナナで減らしたカロリーが元戻ってしまいます。

また、ビタミンB1やナイアシンは、糖質や脂質の代謝を助ける働きをしますが、多く摂取したからといって脂肪燃焼が増えるわけではありませんので注意してください。

危険性は?

バナナダイエットは栄養の偏りでの危険性が指摘されますが、朝食のみをバナナにする置き換えダイエットですので、その点に関しては問題はないと言えます。朝食をバナナにする分、昼食や夕食はバランスの良い食事を心がけるとより効果的でしょう。

逆にバナナを食べ過ぎた場合に、注意が必要です。バナナを毎日4本以上食べ続けた場合、バナナに含まれるシュウ酸という成分が体内に増えすぎて、尿路結石になる危険性が高まります。くれぐれも、バナナを食べ過ぎないようにしてください。バナナ100g中には、カリウムが380mgも含まれているため、摂取し過ぎると高カリウム血症になる可能性がありますので注意してください。

まとめ

バナナダイエットは、口コミで痩せないなどの言われることがありますが、それはバナナダイエットがというよりも、昼食や夕食を食べ過ぎてしまったりすることが原因だと思われます。せっかくバナナに置き換えることでカロリーを減らしても、その他の時間で食べ過ぎてしまっては、減らしたカロリー量と相殺、もしくはそれ以上にカロリーを摂取する結果になってしまいます。

しっかりとバナナダイエットの特性を理解した上で実施するのであれば、低カロリーで栄養豊富なバナナを1日3食の中で1食置き換えてダイエットすることは、手軽に出来て続けることができるダイエットということがわかって頂けたのではないでしょうか。